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測定器の遮蔽のお話

検体を測定するときに大切なことの一つに「遮蔽」があります。

検体測定は、検体から放出される放射線を感知・測定しています。

でも、もともと測定器の周りには自然からの放射線も飛んでいます。
測定器は、このもともとある放射線も感知してしまうので、これを遮断する必要があります。

完全に遮断することは出来ませんが、なるべく周囲の放射線の影響を下げるために「遮蔽」をします。

たとえば、AT1320では、検出器の周りに大きな鉛の遮蔽が施してあります。
これだけでもかなりの遮蔽効果ですが、さらなる遮蔽効率を求めるべく、各測定所さんが努力しています。


さいたまラボでは、「座間放射能測定室」さんの方法を参考にさせていただき、遮蔽強化をしてみました。

主に測定器の下部の遮蔽強化をします。


まず、薬の空き缶を縦に二つ繋げます。
まん中にできる底は缶切りで底を切り取っておいて、一番下の底にはケーブルを通す穴を開けます。

P6261213.jpg


ホームセンターで売っている鉛板を隙間が出来ないように巻きつけます。
底部にも鉛を張ります。

筒の上部は、測定器との間に隙間ができないように、「のりしろ」みたくします。
筒を組んだ後に、この部分を曲げて、測定器との隙間を塞ぎます。

521949_229028063885274_736780128_n.jpg


本で高さを合わせて組みます。
測定器本体と隙間ができないようにするのが大事だと感じます。

遮蔽


さらに水の遮蔽効果も利用します。

P6251209.jpg


なるべく空間ができないように置きます。

P6251210.jpg

一番下に見える箱の中にも、2リットルのペットボトルが3本入っています。


最後に測定器上部に鉛板を張ります。
これも他の測定所さんのアイディアです。

2012062609460000.jpg


これで遮蔽率が約30%ほど上がります。
遮蔽率が上がると、検体を測定するときに、同じ時間でも検出下限が下がったりします。


全国の各測定所さん達がこのように遮蔽強化に取り組んで、測定精度を上げる努力をしています。
ご利用の際は、そんなご苦労も聞いてみると面白いかもしれません。



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2012-06-26 : お知らせ :
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